奈良県香芝市内のこども食堂において、配布した弁当による食中毒が発生したことが、去る令和6年12月6日に報道発表されました。

　食中毒の被害に遭われた皆様にお見舞い申し上げるとともに、ご快復を心よりお祈り申し上げます。

　食中毒発生の経緯については、前日調理やその後の保管方法などによるものとのことでした。

　当該こども食堂では、当面の活動を休止したうえで、調理の方法や過程など衛生管理の基本を再確認し今後に向けて活動の規模などを検討していくとのことでした。

　奈良こども食堂ネットワークは、こども食堂が相互に学び合いながら活動を充実していくための活動者のつながりづくりの場です。

会員139団体（12月9日現在）は、衛生管理について学ぶ講座を受講するなど、こどもを真ん中にした居場所の安全確保に日々努めてきました。

一方で、作りたてを一緒に食べる会食型だけでなく、コロナ禍をきっかけにお弁当の配布を行うなど活動形態も多様化してきました。

　あらためて日々の活動に潜むリスクを確認し、衛生管理の基本に立ち返って日々の活動の点検を行っていくことを相互に呼びかけました。

　こどもさんやご家族が安心して集まる居場所となれるよう、会員一同これまで以上に安全に留意してまいりますので、見守っていただけますようお願い申し上げます。

令和6年12月9日

奈良こども食堂ネットワーク